★理想の物件価格を求めてみよう
家づくりを考える時に、まずは自分がどれぐらいの予算で住宅を建てることができるのかを事前に把握しておく必要があります。家づくりに充てることができる予算に応じて検討できる住宅会社が決まると言えます。それでは理想の物件価格(土地+建物)を求める方法を順番に説明します。
①資金計画から毎月返済できる適正金額を算出する。
②毎月の返済額から逆算して借入額を算出する。
③借入額と自己資金を合計する。
④諸費用を分別する。
資金計画から毎月返済できる適正金額を算出する
毎月の返済額をいくらにするのかを決めます。現在、アパートに住んでいるのであれば簡易的に今の家賃を基準にして考えてみるのも良いです。最終的には返済期間中のライフイベントなどを考慮した詳細なシュミレーションによって適正金額を求めてください。
例えば
現在、アパートの家賃が10万円だった場合、住宅の修繕費積立金1万円分を差し引いて毎月返済額を9万円とする。
毎月返済額9万円で今後、家計が破綻することはないか資金計画によって確認しておく。
毎月の返済額から逆算して借入額を算出する
毎月の返済額から借入額を算出する方法は、ネットで色々なローンシュミレーションが提供されていますので、そちらに返済額と金利、返済期間などの必要条件を入力すると自動的に借入額が計算されます。
引用元:すっと固定金利の安心フラット35
例えば
毎月の返済額9万円、金利1.5%、返済期間35年、元利均等返済で計算すると2,939万円となる。
借入額と自己資金を合計する
計算した借入額に住宅購入に使える自己資金と親族から支援してもらえるお金があればそれも含めて合計します。自己資金は貯蓄したものすべてを使ってしまうと生活で何かあった時に困ってしまいますので、6ヵ月分の生活費ぐらいは残して計算しましょう。
例えば
自己資金が500万円、親からの援助が300万円あるとすると、6ヵ月分の生活費180万円を引いて620万円。借入額と合計すると3,559万円となる。
諸費用を分別する
住宅購入の予算には物件以外の諸費用も考慮する必要があります。諸費用は物件価格の5~10%必要であると言われておりますが、概算で7%ぐらいで計算しておきます。
計算方法は借入額と自己資金の合計額から1.07を割り戻します。
例えば
3,559万円÷1.07は3,326万円となる。
この3,326万円が土地と建物の実質的な予算となりますので、この予算に合った住宅会社に絞って検討することが時間の効率にとっても有効です。
富山で注文住宅を建てるなら、ホームコンサルではハウスメーカー、工務店などの住宅会社をご紹介いたします。お気軽にご相談ください。